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 子宮保存手術について診察室から>「なぜ自費診療か」

「なぜ自費診療か」

     
 
     
 

文:阿部

●保険がきかない治療

最近、インターネットで当クリニックのことをお知りになった方たちから、「診療費はどのくらいかかるのですか」という質問を受けることが多くなりました。当クリニックが自費診療を行っていることはホームページ冒頭の案内の通りですが、診療費は初診料が8,000円、これには問診のほかエコーによる診療費も含まれています。手術料は診察のうえで決まりますが、術前に行うMRIの検査費用等は手術費に含まれます。(術前にMRIをとった場合、そのMRIが手術の際に使えるようでしたら、手術費用には含まれておりません。)このほか入院費用が,かかります。

なぜ保険診療にならないのかと疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。残念ながら、当クリニックで行っているレーザーメスを使った子宮筋腫や内性子宮内膜症(子宮腺筋症)などの子宮保存手術は、自費診療のみで行っています。その理由は、特殊研究医療機関を除き、一部保険、一部自費という両用は開業医には認められていないためです。保険なら保険、自費なら自費、そのどちらかを選択せざるを得ません。

  

●数をこなせない手術

それでは、なぜ自費診療を選択したかと言うと、私が行っている子宮保存手術は経験とレーザーメスを使いこなす技術が求められる高度な手術であるため、数をこなすことができないためです。月曜日に2人の患者さんを手術し、術後6日以上を私の管理のもとで過ごしていただく今の診療のサイクルが、患者さんにとっても私をはじめとするスタッフにとっても適正だと考えています。

手術時には執刀医である私を補佐する医師が1名付き、術後は患者さんに看護婦が1人ずつ付いて完全看護を行っています。手術費、入院費にはこうした治療に当たるスタッフの人件費なども含まれています。

 
     
 
     


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