子宮保存手術>よくある質問
手術までどれくらい待つようになるのでしょうか? 費用の分割払いは可能でしょうか? 筋腫の原因は? 子宮筋腫の自覚症状は? 筋腫が成長する速さはどのくらい? 母が筋腫ですが、遺伝するのでしょうか? 筋腫を放置するとどのようになるのでしょうか? 子宮筋腫と悪性腫瘍はどのように見分けますか? 子宮筋腫が最も多い年齢は何歳ぐらいですか? 子宮筋腫で現れる症状には、どのようなものがありますか? 月経前になると吐いたりします。始まってからも薬を飲まないと痛くて眠れません。この前は、2週間早く月経が始まりました。この程度の人はたくさんいるのでしょうか。不安です。 子宮筋腫で手術を受けました。再発しないよう、退院後の食生活で気をつける点はありますか。 率直にお聞きしたいが、子宮内膜症の女性の場合、セックスの際に苦痛を伴う場合が多いと聞きます。セックスすることで病気にマイナスの影響はあるのでしょうか。あるとすればどのくらいのダメージがあるのか、また、ないとすれば苦痛を和らげる方法はありますか。 筋腫を大きくさせない、あるいは小さくするような治療や、副作用のない薬などはありますか。 この頃、子宮内膜症にかかる女性が多いと聞きますこれはどのような病気なのでしょうか。
現在(平成19年現在)は、約3ヶ月ぐらいまっていただくようになります。ただし、症状によっては早くなることもあります。(Q&A集トップに戻る)
申し訳ございませんが現在(平成17年現在)は、治療にかかる費用の分割払いはしておりません。(Q&A集トップに戻る)
筋腫の原因は未だ不明です。ホルモンの影響があるとはいろんな本に書かれています。筋腫の核がもともと存在していて、それが異常なホルモンの影響によって膨大化したのではないかと言われていますが、決定的な定説はありません。(Q&A集トップに戻る)
生理痛のひどい人、不正出血のある人、生理過多、貧血、腰痛があるなど。また、立ちくらみ、疲れやすいなどの症状が見られる場合もあります。(Q&A集トップに戻る)
個人差が大きいのではっきりは言えませんが、いきなり悪くなるようなことはなく、5年、10年、20年と徐々に進みます。(Q&A集トップに戻る)
子宮筋腫は遺伝性のものではありませんが、カルテの家族歴の記載に、「母親ー子宮全摘」と書かれている患者が多いのも事実です。親子で容姿が似ているように、内臓まで瓜ふたつということは有り得ることで、私は「家族的傾向」と言っています。(Q&A集トップに戻る)
筋腫は時間の経過とともに肥大しますが、筋腫から癌になる例は非常に稀で、その確率は0.1%から0.5%というデータがあります。しかし、一般的には癌の発生は筋腫の変化によるものではなく、全く別に発生したものと考えるのが主流です。(Q&A集トップに戻る)
両方に共通する症状は不正出血ですが、正確な判断は内膜試験掻爬や摘出物の病理学的な検査をしなければわかりません。子宮で発生する悪性腫瘍には、子宮頚部に発生する頚癌と子宮体部に発生する子宮体部癌があります。日本女性に多い子宮頚癌は粘液細胞診、組織診、膣鏡診で病変をとらえることができ、摘出物の病理検査で最終的に判定されます。頚癌にかかりやすい年齢層は30歳から45歳という傾向はありますが、これは宮筋腫ができやすい年齢層と一致するところもあり、子宮筋腫と悪性腫瘍を見分ける判断材料にはなりません。(Q&A集トップに戻る)
初潮以来、年齢とともに増加していき、40-49歳でピークに達します。閉経後は新たに発生することはありません。それは閉経後はホルモンの力も衰退していくため、新たな筋腫を発生する力がなくなっていくからです。(Q&A集トップに戻る)
子宮筋腫の患者の大半がもつ症状については以下のことがあげられますが、子宮筋腫がメロン大になっても、何の症状もなく単なる肥満だと思っている人も結構多いものです。 ・性器出血…月経量の増加、月経期間の延長 ・痛み…月経の際の腰痛、下腹痛、仙骨痛、座骨神経痛 ・圧迫症状…しこりを触れる、頻尿、便秘、下肢の静脈怒張 ・全身症状…慢性鉄欠乏貧血になり立ち眩みや、心臓に負担がかかり過ぎて心障害を起こす。息切れ、動悸、疲れやすい。 ・妊娠との合併…不妊、また、筋腫をもつ妊婦の流産頻度は、普通の2〜3倍高い。(Q&A集トップに戻る)
原因不明でも周期的でしかも月経時期に一致した症状が強く、薬を服用しないと眠れないと言われますが、子宮内膜症、筋腫と考えます。MRIなどの検査をなさった方がよいでしょう。内膜症の方はこのような症状が多いのです。((Q&A集トップに戻る)
子宮筋腫の原因としては、内分泌(ホルモン)学説、年齢、遺伝、人種、体質、自律神経の障害、栄養、寄生物による発症性、骨盤内臓器の慢性充血などがいわれていますが、現在の医学では不明です。食事との関係も確かに気にはなりますが、これは自分でコントロールすることが可能なので、過剰に心配することはありません。私の印象では、ミルク、チーズなどの乳製品を摂取し過ぎるのはタブーのように思います。子宮筋腫は恵まれた階層の婦人に多いといわれ、良好な栄養状態が筋腫の発育を助成するらしいとも言われています。しかし、栄養状態と筋腫は無関係だと主張するグループもいますから、不明な点の多い問題です。 また、ニグロの婦人には白人婦人の3、5倍多く筋腫が発生すると言われていますが、それはアメリカン・ニグロの婦人においてのみで、ネイティブのニグロ婦人には筋腫は極めて希であるとも言われています。この事実から、食事をはじめ生活習慣と筋腫の発生にはなんらかの関係があるだろうと言うことはできます。(Q&A集トップに戻る)
内膜症と確認せずにコメントすることに問題がないわけではありませんが、性交痛が激しいのは子宮に異常があるからだと考えます。内膜症の場合、子宮の周囲組織と癒着を起こし、セックスによる子宮の可動性が制限され、激しい痛みとなります。この痛みがあるために性交を嫌がったり、冷感症や性交時の不感症になることも多いのです。卵巣にチョコレート膿腫があったりすると、激しい性交で穿孔破裂、急性腹症を引き起こすこともあります。この点は、たしかにダメージと言えるでしょう。苦痛を和らげる方法としてはホルモン療法や手術療法が主体ですが、まずは確実な検査が必要です。(Q&A集トップに戻る)
スプレキュアなどのホルモン剤で少し小型化することもあると言われていますが、これは副作用があり、治療を止めるとすぐに元に戻るとも言われています。ホルモン剤を使うと出血は止まることが多いので、病気に効果があると錯覚されるようですが、本当に効果のある薬があるのであれば子宮全摘される人はいないはずです。(Q&A集トップに戻る)
子宮内膜症というのは、子宮の内膜組織やそれに似た組織が、子宮の筋層内など本来の内膜以外の部分に浸潤したり増殖してくるもので、子宮の筋層内に発生する内性子宮内膜症(別名、腺筋症)と、子宮以外の部分、卵巣やその周辺組織などに発生するものがあります。 症状としては生理痛、月経過多、排便痛、性交痛などが現れ、治療としてはホルモン療法が主流をなしています。原因が明確でないため、ふだんの生活の中で気をつけようにも手がかりのない困った病気です。(Q&A集トップに戻る)