●くつろぎのリビング---(クリニック点描その4)
クリニックは2階建て。1階に診察室と手術室、病室があり、2階には検査入院用の個室とリビング、ダイニング、シャワールーム、斎藤院長の部屋があります。手術後、患者さんはすぐに手術室から病室に移され、病室で食事も洗面も済ませますが、3日もすれば点滴のスタンドとともにクリニックの中を歩けるようになります。
4日目にはシャワーもつかえるようになりますが、この頃に「お茶を飲みに来ませんか」と院長から声がかかります。場所は明るい2階のリビング。ソファーに腰を下ろすと、コーヒーやケーキが運ばれて来ます。「病院じゃないみたい」、患者さんはみんなそう言います。院長の軽妙なおしゃべりに、「先生、笑わせないでください。笑うと、お腹が痛い」と患者さんが背を丸める光景も見られます。
リビングには大きなテレビも置いてあって、「ビデオはここでどうぞ」と院長。リビングのとなりのダイニング・テーブルでは、退院前日に患者さんとスタッフが一緒に昼食をとることもあります。
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